1月31日の米国株式市場は反落。
ロイターがトランプ大統領は、2月1日の発動を警告していたカナダとメキシコに対する25%の関税措置を3月1日に延期する見通しと報じた。
しかし、ホワイトハウスの報道官は、記者会見でカナダとメキシコからの輸入品に対する25%の関税と、中国への10%の追加関税について2月1日から実行すると発表した。
これを受けて、インフレ圧力が警戒され、長期金利が上昇し、米国株は売られた。
トランプ大統領はエヌビディアのファンCEOと会談したが、エヌビディアは下落した。
シェブロンは製油事業が減益だったことで売られたが、関税引き上げでさらに悪化すると警戒された。
靴・アクセサリーのデッカーズ・アウトドアは通期予想を上方修正したが、アナリスト予想に届かず、大幅安。
アマゾンは上昇した。
NYダウ工業平均は前日比337ドル(0.75%)安の44,544ドル。ナスダック総合指数は前日比54ポイント(0.28%)安の19,627。S&P500指数は前日比30ポイント(0.50%)安の6,040。
NYダウ採用銘柄はシェブロンやエヌビディア、シャーウィン・ウィリアムズなどが売られ、アマゾンやアムジェンは買われた。上昇は4銘柄、下落は26銘柄。