10時10分時点の日経平均は83円高の3万8,883円、TOPIXは12ポイント高の2,750ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,047、下落銘柄数は538。出来高は6億7,377万株、売買代金は1兆3,941億円。
日経平均は320円高の3万9,118円まで上昇したが、赤沢経済再生相が「足もとはインフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」と発言したため、利上げ環境という見方で円が買われ、1ドル=153円台となったため、上げ幅を縮めた。
三菱UFJとみずほが高い。
任天堂は野村証券が目標株価を引き上げた。
パナソニックはグループの再編方針で大幅高。
朝方は小幅安だった日産自動車(7201)が買われた。ホンダとの経営統合が破断になればホンハイが買収に乗り出すという思惑が意識された。
東京精密は、生成AI、HPC関連で、プローバ、グラインダに強い引き合いがあり、下期の受注高は11月の想定を上回ると見込んでいると説明したためストップ高となった。
業種別上昇率上位は海運、その他製品、非鉄、輸送用機器、倉庫運輸で、下落率上位は医薬品、空運、陸運、食品、石油。(W)