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速報・市況2025年2月5日

☆[概況/後場寄り] 7日の日米首脳会談を控え、動きにくい様子

12時39分時点の日経平均は35円安の3万8,766円、TOPIXは1ポイント高の2,739ポイント。 
日米首脳会議を7日に控え、動きにくい様子。
共同声明では、安全保障分野の協力を進めることが盛り込まれるが、三菱重工(7011)やIHI、川崎重工などの防衛関連は下落している。
トランプ大統領から日本は米国製の防衛装備品の購入を増やすことが求められそうなことが影響している可能性がある。
また、日本の防衛装備品の輸出を支援するため、防衛省が過去2年間に積み立てた800億円の基金が、低調な受注のためほとんど使われていないことが分かったとも報じられた。
一方、川崎汽船は4日に業績予想を上方修正し、2025年度と26年度の配当予想を従来の年間85円から100円に引き上げたことも好感された。
日本ライフラインは野村証券が、事業は国内に集中しているため、中国市場や米国政策のリスクを殆ど考慮しないで良い銘柄として一層注目されうると述べ、目標株価を引き上げた効果で昨年来高値を更新した。

業種別下落率上位は医薬品、空運、石油、陸運、証券で、上昇率上位は海運、その他製品、倉庫運輸、情報通信、鉄鋼。(W)

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