10時4分時点の日経平均は74円安の3万8,990円、TOPIXは6ポイント安の2,745ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は950、下落銘柄数は610。出来高は6億1,928万株、売買代金は1兆2,915億円。
円相場が一時1ドル=150円台となり、日経平均も313円安の3万8,753円となったが、政府が次世代半導体の量産を目指すラピダスなど半導体企業の支援に向け、情報処理促進法と特別会計法の改正案を閣議決定したことを受けて、半導体関連の一角に買いが入り、日経平均は下げ幅を縮めた。
政府は今年後半にラピダスに1千億円を出資する方針。
東京エレクトロンが売られ、TOWAは大幅安だが、ディスコとアドバンテストには買いが入った。
IHIと三菱重工が売られ、伊藤忠も安い。
半面、メルカリは好決算で大幅高となっている。
業種別下落率上位は精密、輸送用機器、その他製品、卸売、不動産で、上昇率上位は空運、金属、紙パルプ、海運、ゴム。(W)