12時44分時点の日経平均は26円安の3万8,760円、TOPIXは6ポイント安の2,730ポイント。
後場の日経平均は小幅な下げにとどまっている。
新興国は自国の産業を育成する観点から、先進国から輸入する工業製品に高い関税率を課しているが、トランプ大統領が相互関税を課したとしても、米国は新興国からは多く輸入していないため、規模は小さく、当該国への影響は検定的という見方がある。
ただ、関税引き上げによる世界貿易の縮小懸念で、三菱商事や三井物産などの商社株が安い。
不二製油は通期業績予想の下方修正で売られている。
一方、大林組(1802)は通期業績予想の上方修正と自社株買いの発表で買われた。
大気社は株式分割の発表で上昇した。
業種別下落率上位は卸売、繊維、空運、医薬品、銀行で、上昇率上位はノンバンク、紙パルプ、鉱業、化学、海運。(W)