前引けの日経平均は121円高の3万9,296円、TOPIXは5ポイント高の2,772ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は790、下落銘柄数は774。出来高は9億4,780万株、売買代金は2兆2,182億円。
日経平均は一時214円高の3万9,388円となったが、その後は上げ幅を縮めた。
欧州首脳は17日に、パリでウクライナ紛争に関する緊急会議を開催し、防衛力の強化に向けた支出増を求める声が出たため、17日の欧州株式市場ではドイツのラインメタルやスウェーデンのサーブ、英国のBAEシステムズ、フランスのタレスといった軍需産業が大幅高となった。
これを受けて18日の東証ではIHIと三菱重工、川崎重工が物色された。
アドバンテストとキオクシアが続伸。
日産自動車(7201)は内田社長が退任すれば、ホンダは経営統合交渉を再開する意向と英フィナンシャルタイムズが報じたことで買われた。三菱自動車も上昇した。
一方、サンリオは反落し、フジクラとブリヂストンが安い。
業種別上昇率上位は電力ガス、輸送用機器、機械、鉱業、陸運で、下落率上位はゴム、水産農林、海運、ノンバンク、金属。(W)