TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 上げ幅拡大。香港株高と円高圧力後退が寄与
速報・市況2025年2月18日

☆[概況/2時] 上げ幅拡大。香港株高と円高圧力後退が寄与

2時3分時点の日経平均は272円高の3万9,446円、TOPIXは16ポイント高の2,783ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,008、下落銘柄数は571。出来高は13億1,704万株、売買代金は3兆1,218億円。
中国の習近平国家主席が17日に民間企業に関するシンポジウムに出席し演説した。
「膨大な数の民間企業と民間起業家が、国に奉仕し、心から発展を求め、法律を遵守し、うまく運営し、最初に金持ちになり、共通の繁栄を促進し、中国式の近代化の推進に新たなより大きな貢献をするという野心を持つことが望まれている」と発言。
ネット通販大手のアリババグループの創業者ジャック・マー氏や、ファーウェイやBYD、生成AIのディープシークの創業者が参加した。
民間企業への支援が期待され、香港株が上昇し、後場の日経平均は前場に比べて上げ幅を拡大した。
円高圧力の後退も日経平均の上昇に寄与した。
FRBのウォラー理事が17日に、利下げの中でも長期金利が上昇しているのは、大規模な米財政赤字とそれを世界の投資家が吸収する能力に懸念があるためだとの見方を示したため、ドルが買われた。
IHIが前場に比べて一段高となり、アドバンテストも堅調度合いを強めた。
コナミグループ(9766)が昨年来高値を更新した。
一方、武蔵精密やスカパーJSATは安い。

業種別上昇率上位は機械、銀行、鉱業、輸送用機器、電力ガスで、下落率上位はゴム、水産農林、小売、不動産、倉庫運輸。(W)

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