2月21日の米国株式市場は大幅続落。
2月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値が下方修正された。
5~10年期待インフレ率は3.5%と速報値の3.3%から上方修正され、関税への不安がインフレ期待を押し上げた。
1月の中古住宅販売件数は年率換算で前月比4.9%減となり、ローン金利と価格高止まりが響いた。
香港のサウスチャイナモーニングポストが「中国チームがCovid-19と同じ経路でヒトに感染する可能性のある新しいコウモリコロナウイルスを発見」と報じた。HKU5-CoV-2とも呼ばれるこのウイルスは、コロナウイルスHKU5の新しい系統だという。
ユナイテッドヘルスが売られた。ウォール・ストリート・ジャーナルが、司法省がここ数カ月でユナイテッドヘルス・グループのメディケア(高齢者向け公的医療保険)プランの請求慣行を巡って調査に乗り出したと報じた。
ユナイテッドヘルスの「メディケア・アドバンテージ」プランへの支払額を膨らませるような診断記録の慣行で、同社傘下の医師グループの業務慣行も調査対象になっていると伝えた。
NYダウ工業平均は前日比748ドル(1.69%)安の43,428ドル。ナスダック総合指数は前日比438ポイント(2.20%)安の19,524。S&P500指数は前日比104ポイント(1.71%)安の6,013。
NYダウ採用銘柄はユナイテッドヘルス、エヌビディア、アマゾンなどが売られ、メルクやコカ・コーラ、P&Gなどが買われた。上昇は8銘柄、下落は22銘柄。