将来のリスクに備えよう
▶「老後」について考える
具体的に老後の生活をイメージしてみましょう。
厚生年金の給付額は、夫婦2人分の標準が令和6年度で月23万円です。これに対して、最低限必要な生活費は月23万2000円、ゆとりある生活では37万9000円ですので、年金だけでは最低限の生活さえ、まかなうことができません。
バブル期などであれば、銀行に現金を寝かせておくだけで6%もの金利が付きました。しかし今の日本は利上げ方向に舵を切ったとはいえ、まだまだ低金利。お金の預け先について幅広い選択肢を、私たちは考えておかなければなりません。
そこで注目したいのが「NISA」です。