大引けの日経平均は113円高の3万8,256円、TOPIXは19ポイント高の2,736ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,223、下落銘柄数は382。出来高は18億124万株、売買代金は4兆3,399億円。
トランプ大統領がEUへの25%関税方針を述べたことで、輸入インフレ圧力への予想からドルが買われ、円安に向かったため、日経平均は反発した。
フジクラが買われた。
ソシオネクスト(6526)はグーグルの量子コンピューティング研究部門のGoogle Quantum AIと戦略的パートナーシップを発表し急騰した。
ブラザー工業は野村証券がレーティングを「Buy」に引き上げた。オフィス複合機で残存者利益やOEM販売先が拡大する可能性などに注目した。
米ウエスタンデジタルが半導体メモリー事業を分離上場させたため、キオクシアは再編思惑が寄せられた。
セブン&アイは創業家によるMBO(経営陣が参加する買収)断念で大幅安となった。
米エヌビディアは2~4月期の売上高見通しを前年同期比65%増としたが、1年前の2~4月期の売上高は同3.6倍だったため、脅威的な成長も落ち着いてきたという見方から、アドバンテストは反落した。
サンリオは「クロミ」が著作権侵害で提訴され下落。
東電は柏崎刈羽原発7号機の長期停止懸念で安い。
業種別上昇率上位は非鉄、保険、輸送用機器、その他製品、倉庫運輸で、下落率上位は小売、空運、医薬品、精密、電力ガス。(W)