TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 古河電工は大幅安。IHIは最高値、三菱電機も防衛関連で高い
速報・市況2025年3月4日

☆[概況/2時] 古河電工は大幅安。IHIは最高値、三菱電機も防衛関連で高い

2時14分時点の日経平均は650円安の3万7,138円、TOPIXは27ポイント安の2,701ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は459、下落銘柄数は1.122。出来高は13億4,701万株、売買代金は3兆3,568億円。
日経平均は前場は一時969円安の3万6,816円となったが、後場は3万7,000円近辺での取引となっている。
古河電工はゴールドマン・サックスが「売り」継続で、目標株価を6,700円→6,100円に下げた。生成AI冷却製品が本格的に業績に貢献するのは2026年度以降になる可能性が高いと予想している。
オムロンが昨年来安値を更新した。制御機器事業の受注は10~12月期に増加したが、中国の半導体向けを中心に前倒しで獲得したため、これを均すと緩やかな回復ペースとみられている。
一方、IHIが一段高となり最高値を更新した。トランプ大統領がウクライナへの軍事支援を一時停止したため、日本も尖閣諸島で有事が発生した場合、日米安保条約はあるもののトランプ大統領は支援に積極的ではないかもしれないという不安が意識されたようだ。
三菱電機(6503)も防衛関連として買われた。追尾機能等に強みを持つミサイルやレーダーシステムの需要が増えており、2024年度の防衛関連の受注高は前期比1.5倍の5,000億円超に拡大する見通し。

業種別下落率上位は非鉄、証券、輸送用機器、鉱業、小売で、上昇率上位は機械、空運、医薬品、繊維、ノンバンク。(W)

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