大引けの日経平均は87円高の3万7,418円、TOPIXは8ポイント高の2,718ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,090、下落銘柄数は490。出来高は19億731万株、売買代金は4兆8,623億円。
トランプ大統領が議会演説でロシアから和平の用意示す強いシグナルを受け取ったと述べ、日経平均は一時275円高の3万7,606円となった。
ただ、その後は関税による世界経済の下押し圧力への警戒で上げ幅を縮めた。
米国の国防次官候補が日本の防衛費増額ペースは遅過ぎると指摘したため、IHIと川崎重工は3日続伸となった。
トランプ大統領が米国で製造された自動車に限り、自動車ローンの利子支払いを税控除の対象にしたいと発言しトヨタも上昇した。
DMG森精機(6141)はドイツの国防費増強で、工作機械に恩恵が波及するという期待が寄せられた。
カプコンは新作ゲームが800万本と達成したが、アナリストから想定線と指摘されたため下落した。
業種別上昇率上位は非鉄、輸送用機器、繊維、鉱業、金属で、下落率上位は保険、空運、サービス、精密、銀行。(W)