3月5日の米国株式市場は3日ぶりに反発。
2月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は7万7千人の増加と、市場予想の14万人増加を下回った。
7日に発表される雇用統計が警戒され、前半は小幅安となる場面もあったが、米国政府がメキシコとカナダに対する関税で自動車は1カ月間対象外とすると発表したため、NYダウは一時614ドル高となった。
フォードとGMが買われ、鉱山会社のフリーポート・マクモランにリバウンド狙いの買いが入った。
NYダウ工業平均は前日比485ドル(1.14%)高の43,006ドル。ナスダック総合指数は前日比267ポイント(1.46%)高の18,552。S&P500指数は前日比64ポイント(1.12%)高の5,842。
NYダウ採用銘柄はキャタピラー、マイクロソフト、ボーイングなどが買われ、シェブロンやIBM、ジョンソン&ジョンソンなどは売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。