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速報・市況2025年3月12日

☆[概況/後場寄り] 上げ幅縮小。今晩の米消費者物価も様子見要因

12時38分時点の日経平均は56円高の3万6,849円、TOPIXは26ポイント高の2,696ポイント。
関税は物価を押し上げるが、景気を悪化させれば、いずれ物価上昇率の低下につながり、金融緩和を後押しするとの見方から米国金利は低下している。
それに対して、物価上昇率の高まりが日銀の利上げ観測を強め、長期金利の上昇基調が続いている。
野村総研では米国市場の反応の方がより合理的であり、日本でもいずれ、株価下落と長期金利低下というリスク回避傾向が強まる可能性を見ておきたいと解説した。

後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮めた。
今晩の米国で2月の消費者物価が発表されることも様子見要因。
ソニーグループは買われ、スズキが高い。
アサヒグループ(2502)が上げ幅を拡大。
一方、横河電機はMSCI指数からの除外予想で売られた。
Jフロントリテイリングが安い。

業種別上昇率上位は銀行、非鉄、保険、電力ガス、電機で、下落は海運、空運、紙パルプ、陸運、ノンバンク。(W)

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