2時9分時点の日経平均は1,433円安の3万5,686円、TOPIXは93ポイント安の2,663ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は72、下落銘柄数は1,558。出来高は13億4,203万株、売買代金は2兆9,745億円。
4月2日に発表される相互関税は、3月23日に対象国を絞り込む可能性があると報じられたが、トランプ大統領が3月30日に「全ての国」が対象になるとの見通しを示したため、リスク回避姿勢から日経平均は一時1,578円安の3万5,541円となった。
アトランタ連銀が3月28日に発表した1~3月期のGDP予想はマイナス2.8%で、前回のマイナス1.8%から下方修正した。
三菱重工やアドバンテスト、任天堂が安い。
米国のウルフスピードが資金繰り懸念で3月28日に急落したため、ウルフスピード向けにSiC(炭化ケイ素)ウエハー供給契約を締結しているルネサスエレクトロニクス(6723)が大幅安となった。
一方、不二製油は米国子会社がカカオ価格高騰に対して、リスク低減に向けた取り組みを行っているとモルガン・スタンレーMUFG証券が報告したことで買われた。
業種別下落率上位は石油、非鉄、保険、その他製品、電機で、上昇業種はなし。(W)