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概況/米国市場2025年4月5日

4月4日の米国株式市場は大幅続落。中国が報復関税。ベトナム関連は反発

4月4日の米国株式市場は大幅続落。
中国政府が米国からの全ての輸入品に34%の追加関税を課すと発表した。
その他の国からの報復関税も続くと世界経済が冷え込むと警戒された。

JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株とGEやボーイング、シェブロンが売られた。

ナイキは反発。
トランプ大統領がベトナムの最高指導者であるラム共産党書記長から「米国と合意できるのであれば、ベトナムは関税をゼロまで引き下げたいと言われた」と投稿した。
ベトナムが関税を下げた場合、米国もベトナムに対する相互関税を下げるため、ベトナムに生産拠点を持つナイキやギャップは反発した。

ナスダックではエヌビディア(NYダウ採用銘柄)、テスラ、アップル(NYダウ採用銘柄)、パランティア・テクノロジーズが売られた。

NYダウ工業平均は前日比2,231ドル(5.50%)安の38,314ドル。ナスダック総合指数は前日比962ポイント(5.82%)安の15,587。S&P500指数は前日比322ポイント(5.97%)安の5,074。

NYダウ採用銘柄はボーイング、3M、シェブロン、トラベラーズ、ゴールドマン・サックスが下落率上位で、上昇はナイキ1銘柄。

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