9時8分時点の日経平均は1,056円安の3万1,954円、TOPIXは79ポイント安の2,352ポイント。
米国が9日に中国からの輸入品に計104%の関税を掛けることでNYダウは4日続落となり、日経平均は反落して始まった。
半導体製造装置や電子部品、自動車が売られ、広範囲にわたる業種が下落した。工作機械のオークマが年初来安値。
欧州連合(EU)が自動車の材料として使われる炭素繊維について、原則禁止を検討していると報じられ、東レ(3402)が売り気配。三菱ケミカルと帝人も売られた。
フジメディアHDは筆頭株主にアクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女、野村絢氏が浮上したことで買われた。
業種別下落率上位は石油、非鉄、証券、銀行、保険で、上昇業種はなし。(W)