2時6分時点の日経平均は1,570円安の3万1,433円、TOPIXは100ポイント安の2,330ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は79、下落銘柄数は1,550。出来高は17億8,018万株、売買代金は3兆6,258億円。
トランプ米政権は9日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)、米国が巨額の貿易赤字を抱える約60カ国・地域に対する「相互関税」を発動した。
中間選挙では高い確率で共和党が敗北すると予想され、4年後には民主党政権に代わり、相互関税は撤回されると見られている。
こうした見地から、移民も排斥され、人件費が高い米国に工場を新設する企業も多くなさそうで、関税によるインフレの高まりと消費の減退で米国経済は悪化するという不安で、CMEグローベックスのNYダウ先物が売られ、日経平均は下げ幅を拡大した。
村田製作所(6981)とTHKが年初来安値を更新した。
パルグループは連続2ケタ増益見通しが好感された。
業種別下落率上位は非鉄、繊維、石油、保険、鉱業で、上昇業種はなし。(W)