10時0分時点の日経平均は101円安の3万4,176円、TOPIXは5ポイント安の2,523ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は954、下落銘柄数は626。出来高は4億2,051万株、売買代金は9,311億円。
日経平均は一時小幅高に戻したが、再び下落した。
ニューズウィークは、トランプ大統領がFRBに対し早期利下げを要求しているが、FRBが利下げした時点で、投資家は「FRBが使命を果たしていないと認識」し、インフレ率の上昇を予想するため、長期的にはより大きな利上げが必要になるという見解を報じた。
記事では、ニクソン大統領が1972年の大統領選で再選を果たすため、バーンズFRB議長に金利を低く抑えるよう圧力を掛けた結果、制御不能のインフレとなった。1979年に就任したボルカーFRB議長は利上げに転じ、1981年には金利は20%に達し経済は景気後退に陥ったと解説した。
本日の相場はフジクラやレーザーテック、リクルート、楽天グループが安い。
一方、第1四半期の為替前提が1ドル=135円のディスコは円高進行に対する耐性期待で反発した。
三菱商事(8058)や丸紅が買われている。
業種別下落率上位はその他製品、電機、サービス、精密、銀行で、上昇率上位は紙パルプ、水産農林、卸売、電力ガス、空運。(W)