前引けの日経平均は24円安の3万4,255円、TOPIXは1ポイント高の2,530ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,092、下落銘柄数は489。出来高は6億5,250万株、売買代金は1兆5,415億円。
先週末にトランプ大統領がパウエルFRB議長の解任が可能か検討していると報じられたが、21日はFRB議長に再び利下げ要請と伝わり、米国株、債券、為替がそろって売られるトリプル安となった。
日経平均も朝方は安かったが、その後は下げ渋りを見せた。
大和証券ではNY証券取引所の出来高がピークより半減しており、セリングクライマックスは既に経過していることや、米国で週末に大規模な反トランプデモが開催れされたが、反トランプの米国人の売りも週明けで消化されたと推察している。
フジクラやレーザーテック、日立が売られ、楽天グループが安い。
一方、ディスコが買われ、サンリオが高い。
GMOインターネットが連日の高騰。
王子HDは配当性向の引き上げで上昇。
日野自動車(7205)は三菱ふそうトラック・バスと経営統合で最終合意する方向と観測報道で関心を集めた。
業種別下落率上位は電機、精密、その他製品、サービス、銀行で、上昇率上位は紙パルプ、水産農林、卸売、電力ガス、空運。(W)