大引けの日経平均は59円安の3万4,220円、TOPIXは3ポイント高の2,532ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,113、下落銘柄数は484。出来高は14億3,059万株、売買代金は3兆2,838億円。
トランプ大統領がFRBに利下げ要求で、FRBの独立性が損なわれると信認が揺らぐとの懸念から21日の米国市場は株式・債券・通貨(ドル)のトリプル安となった。
22日の日経平均も朝方は売られたが、その後は下げ渋った。
午後に1ドル=139円台とさらに円高が進んだが、日経平均の下げ幅は限定的だった。
NY証券取引所の出来高がピークから半減しておりセリングクライマックスは通過という見方や米国から日本への資金シフトが下支えといった解説が聞かれた。
米アマゾンが海外におけるデータセンターのリース交渉を一時停止していると、米ウェルズ・ファーゴのアナリストが報告したため、データセンター関連のフジクラ(5803)が売られた。
レーザーテックや楽天グループが安い。
一方、サンリオはMSCI指数への採用期待で上昇した。
三菱商事や丸紅などの商社株が買われた。
三井海洋開発は受注を好感。
業種別下落率上位は電機、銀行、精密、機械、その他製品で、上昇率上位は紙パルプ、卸売、電力ガス、水産農林、空運。(W)