9時10分時点の日経平均は348円高の3万5,219円、TOPIXは20ポイント高の2,604ポイント。
米国株続伸を受けて、日経平均も続伸の始まり。トランプ大統領が自動車メーカーを一部の米国関税から免除へとフィナンシャルタイムズが報じた。
トヨタは米ウェストバージニア州の工場に8,800万ドル(約125億円)を追加投資し、ハイブリッド車の部品を組み立てるラインを新設すると発表したことで、トランプ大統領からの攻撃を受けにくくなるという期待から買われた。
任天堂は「Switch 2」第1回の抽選販売に約220万人の応募があったことが好感された。
ファナック(6954)は相互関税の影響により現時点で合理的に算定することは困難として、業績計画を開示しなかったが自社株買いを発表し買われた。
野村証券では、米州向けの売上比率が高いファナックにおいては、中長期でのアメリカでの製造設備への投資は事業機会となるだろうとコメントした。
東証は、株式投資に必要な最低投資金額を10万円程度に引き下げるよう全上場企業に要請するため、株式分割期待で、東京エレクトロンやキーエンスが注目された。
一方、ニトリは3日続落の始まり。
JR東日本は反落した。
業種別上昇率上位はその他製品、非鉄、保険、電機、輸送用機器で、下落率上位は陸運、不動産、紙パルプ、食品、小売。(W)