4月24日の米国株式市場は3日続伸。
トランプ大統領が「中国と毎日、コンタクトをとっている」と発言したことについて、中国外務省は「協議や交渉を行っていない」と否定したため、NYダウは反落して始まったが、クリーブランド連銀のハマック総裁が6月に利下げの可能性があり得ると述べたことで上昇に転じた。
さらにトランプ大統領が中国に対して反論し「我々は中国と会談している」と述べたため、上げ幅を拡大した。
企業のデジタル変革支援プラットフォームのサービスナウは第1四半期決算が好感され大幅高。
半導体のテキサス・インスツルメンツは第2四半期の売上高見通しがアナリスト予想を上回ったことで買われた。
NYダウ工業平均は前日比486ドル(1.23%)高の40,093ドル。ナスダック総合指数は前日比407ポイント(2.74%)高の17,166。S&P500指数は前日比108ポイント(2.03%)高の5,484。
NYダウ構成銘柄はセールスフォース、キャタピラー、エヌビディアなどが買われ、IBMやP&G、コカコーラなどが売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。