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ソレイジア・ファーマ(4597)が3月24日、マザーズにIPO(新規上場)する。
日本およびアジアでの死因の上位を占めるがん領域に特化した製薬開発・販売会社。基礎研究など前期開発工程を持たず、既に臨床試験に着手できる段階にある医薬品候補を他社から入手することで効率的な上市を目指す。
手掛けるのは3製品。最も開発が進んでいるのが「SP-01」で、現在は中国当局が審査中、承認を待っている段階だ。
化学療法剤の投与を受ける多くの患者が苦痛と感じる胸のむかつきや嘔吐(おうと)をコントロールすることで、がん治療を支援するもの。既に欧米10カ国以上では「Sancuso」という名前の貼り薬として上市済みで、同社では中国、台湾、マレーシア、シンガポールにおける開発・販売権を取得している。
「SP-02」は腫瘍(しゅよう)細胞に対する殺細胞効果を持ち、同社では欧米、中国、日本、韓国、台湾における開発・販売権を持つ。最も進捗(しんちょく)する米国については第2相臨床試験が完了している。
そして「SP-03」は口内炎を緩和することで、化学療法治療で困難になった食事摂取を可能にすることを目指す。欧米6カ国以上では「episil」との名で上市済み。同社は中国と日本における開発・販売権を持ち、両国とも承認申請の段階にある。
[本紙3月1日付2面]
ソレイジア・ファーマ(4597)が3月24日、マザーズにIPO(新規上場)する。
日本およびアジアでの死因の上位を占めるがん領域に特化した製薬開発・販売会社。基礎研究など前期開発工程を持たず、既に臨床試験に着手できる段階にある医薬品候補を他社から入手することで効率的な上市を目指す。
手掛けるのは3製品。最も開発が進んでいるのが「SP-01」で、現在は中国当局が審査中、承認を待っている段階だ。
化学療法剤の投与を受ける多くの患者が苦痛と感じる胸のむかつきや嘔吐(おうと)をコントロールすることで、がん治療を支援するもの。既に欧米10カ国以上では「Sancuso」という名前の貼り薬として上市済みで、同社では中国、台湾、マレーシア、シンガポールにおける開発・販売権を取得している。
「SP-02」は腫瘍(しゅよう)細胞に対する殺細胞効果を持ち、同社では欧米、中国、日本、韓国、台湾における開発・販売権を持つ。最も進捗(しんちょく)する米国については第2相臨床試験が完了している。
そして「SP-03」は口内炎を緩和することで、化学療法治療で困難になった食事摂取を可能にすることを目指す。欧米6カ国以上では「episil」との名で上市済み。同社は中国と日本における開発・販売権を持ち、両国とも承認申請の段階にある。
事業内容 | 悪性腫瘍にかかわる医薬品・医療機器の開発・販売 |
---|---|
本社 | 東京都港区海岸1-2-20 |
代表者 | 荒井好裕 |
設立 | 2007年1月22日 |
上場前資本金 | 40億5,338万円 |
発行済株式数(上場時) | 84,045,803株(上場時) |
筆頭株主 | 伊藤忠商事(上場前31.31%) |
公募株式数 | 19,437,500株 |
売出株式数 | 0株(オーバーアロットメント2,915,600株) |
初値 | 234円(26.4%高) |
公開価格 | 185円(3/14) |
ブックビル仮条件 | 175円~185円(3/6) |
ブックビル期間 | 3月7日〜13日 |
引受証券 | みずほ(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、岩井コスモ、岡三、東海東京、マネックス、SBI、エース、極東、東洋、丸三 |
売上高 | 営業損失 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2015/12 | 229百万円 | -702百万円 | ―円 | ―円 |
2016/12 | 501百万円 | -462百万円 | ―円 | ―円 |
2017/12(予想) | 423百万円 | -1,787百万円 | ―円 | ―円 |
[本紙3月1日付2面]