TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 6月17日の外国為替相場では、ドル・円は高値上昇後は売り圧力が強く下落。一部紙による早期の利上げ観測後退報道を受け、ドル・円はこの日最安値となる107円50銭まで下落。ただその後は米国株価指数先物の上昇やポンド・ドルの下落がドルの買戻しを促した他、米証券大手のゴールドマン・サックスの決算内容が市場予想を上回ったことをきっかけにドル・円は108円30銭前後まで上昇。ただ、その後発表された5月の生産者物価指数や住宅着工件数などの経済指標が相次いで軟調な結果を示したことや、米国株の下げ幅の拡大を受け売りが優勢となり、結局108円を割り込む水準で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=107円95銭程度での推移。