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IPO2017年7月5日

☆新規上場紹介 シェアリングテクノロジー 日本最大級のライフサービスプラットフォーム運営

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シェアリングテクノロジー(3989)が8月3日、東証マザーズと名証セントレックスに新規上場する。

同社は暮らしの中での“お困りごと”を抱えるユーザーと、それに対応できるサービス提供者をマッチングさせるインターネットサイトを運営している。

運営サイトは「カギ110番」「雨漏り修理110番」「シロアリ110番」など119ジャンル・193サイトにおよぶ(2017年5月末時点)。また、各サイトの情報を統合し、サービス提供者を検索・比較できる総合サイト「生活110番」も手掛ける。ユーザーからの相談には年中無休のコールセンターのスタッフが迅速丁寧に受付対応する。

強みは、他社が実現できないスピーディかつ高精度のマッチング力にある。それを可能にしているのが、自動学習機能を持つマッチングプラットフォーム「SHARING PLACE」。ユーザーから送られてきたニーズを瞬時に判断し、サービス提供者の特質や対応エリア、その日の気象データなどを含めた環境情報も加味してマッチングさせている。サービス開始から5年が経過。この間の累計問い合わせ数は90万件を超え、累計流通総額では120億円を突破した。

ビジネスモデルは成果報酬型。「加盟店(サービス提供者)からユーザーへのサービス提供が完了した時点」で成果報酬が発生する仕組み。加盟店から初期登録料や年間契約料などのコストも一切徴収していないため、加盟店は集客コストの抑制を図りながら効率的に受注案件の獲得を図ることが可能となっている。こうした点が評価され、加盟店数は2,238店(2017年5月末時点)と日本最大級のスケールとなっている。

上場に伴う公募増資で調達した資金は、「SHARING PLACE」の機能拡充のためのシステム開発投資、広告宣伝費、問い合わせ件数増加に対応するためのコールセンター人員やサイト改修に向けたデザイナーの採用費などに充てる予定。

概 要
事業内容ライフサービス領域に関する「バーティカルメディアサイト」および総合プラットフォームサイト「生活110番」の運営、WEB集客のコンサルティング業務
本社愛知県名古屋市中区丸の内3-23-20
代表者引字圭祐
設立2006年11月
上場前資本金1億2,124万8,000円
発行済株式数(上場時)5,778,400株(上場時)
筆頭株主引字圭祐(上場前56.54%)
公募株式数600,000株
売出株式数600,000株(オーバーアロットメント180,000株)
初値2,990円(86.8%高)
公開価格1,600円(7/26)
ブックビル仮条件1,560円~1,600円(7/14)
ブックビル期間7月19日〜25日
引受証券大和(主幹事)、SBI、香川、いちよし、みずほ、SMBC日興、マネックス
 
業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2015/9806百万円6百万円5.39円-円
2016/91,141百万円55百万円4.27円-円
2017/3(予想)1,357百万円366百万円50.10円-円

[本紙7月6日付2面]

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