ハワイに住む友人から、「今秋ついにユニクロがホノルルに上陸する」との興奮気味な連絡がありました。彼女は「縮んだり、ほつれたり、色落ちしたりと、とにかくハワイのお手ごろな洋服は質が悪い」と、帰国のたびにユニクロで爆買いをし、「何故ハワイにユニクロがないのか」と嘆きながら出国をしていました。
いまだハワイにユニクロが上陸していなかったという事実と、ハワイ最大のショッピングモール、アラモアナセンターに約485坪2フロアでオープンするという規模感、立地の良さに、満を持しての上陸という感じを強く受けました。メンズ、レディース、キッズと取りそろえられ、生活に根ざし日常をより快適にする「LifeWear」というユニクロのコンセプトに基づいた商品が提供されるとのこと。現地の人はもちろん、世界中からハワイを訪れる観光客にも、上質で、長く使えるユニクロの洋服が受け入れられれば、ブランド認知度の高まりにつながり、さらなる海外出店にも期待がもてます。
ファーストリテイリング(9983)の2018年8月期の第1四半期(1Q、昨年9~11月)決算で初めて国内の売上収益を上回った海外ユニクロ事業。店舗数は3月31日で1,170店舗に拡大しています。12日の2Q決算発表では、その海外ユニクロ事業が営業利益807億円(前年同期比65.6%増)に飛躍したことがサプライズとなりました。今後のさらなる海外事業展開と共に、既に「H&M」や「ZARA」など世界のファストファッション大手が出店しているアラモアナセンターにおいて、ハワイ初出店のユニクロは頭角を現すことはできるのか、注目しています。
【編集記者のコメント】
海外ユニクロ事業をけん引役に、2Qの連結営業利益は1,704億9,200万円(前年同期比30.5%増)の大幅増益となったファーストリテイリング。好決算に伴い、通期の営業利益を従来予想の2,000億円から2,250億円(前期比27.5%増)へと引き上げました。また、期末配当も従来予想の175円から200円に、年間配当を350円から400円に増額しています。海外ユニクロは特に北米、グレーターチャイナ、韓国で収益性が改善。ネックとなっていた北米の赤字幅も大幅に縮小し、下期の動向が注目されます。
[本紙4月16日付14面]
いまだハワイにユニクロが上陸していなかったという事実と、ハワイ最大のショッピングモール、アラモアナセンターに約485坪2フロアでオープンするという規模感、立地の良さに、満を持しての上陸という感じを強く受けました。メンズ、レディース、キッズと取りそろえられ、生活に根ざし日常をより快適にする「LifeWear」というユニクロのコンセプトに基づいた商品が提供されるとのこと。現地の人はもちろん、世界中からハワイを訪れる観光客にも、上質で、長く使えるユニクロの洋服が受け入れられれば、ブランド認知度の高まりにつながり、さらなる海外出店にも期待がもてます。
ファーストリテイリング(9983)の2018年8月期の第1四半期(1Q、昨年9~11月)決算で初めて国内の売上収益を上回った海外ユニクロ事業。店舗数は3月31日で1,170店舗に拡大しています。12日の2Q決算発表では、その海外ユニクロ事業が営業利益807億円(前年同期比65.6%増)に飛躍したことがサプライズとなりました。今後のさらなる海外事業展開と共に、既に「H&M」や「ZARA」など世界のファストファッション大手が出店しているアラモアナセンターにおいて、ハワイ初出店のユニクロは頭角を現すことはできるのか、注目しています。
【編集記者のコメント】
海外ユニクロ事業をけん引役に、2Qの連結営業利益は1,704億9,200万円(前年同期比30.5%増)の大幅増益となったファーストリテイリング。好決算に伴い、通期の営業利益を従来予想の2,000億円から2,250億円(前期比27.5%増)へと引き上げました。また、期末配当も従来予想の175円から200円に、年間配当を350円から400円に増額しています。海外ユニクロは特に北米、グレーターチャイナ、韓国で収益性が改善。ネックとなっていた北米の赤字幅も大幅に縮小し、下期の動向が注目されます。
竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
[本紙4月16日付14面]