9時9分時点の日経平均は20,494.47円の99.25円安、TOPIXは1,540.67ポイントの6.36ポイント安。
前日のNYダウは反発したものの、今朝の日経平均は3日続落となっている。中国のハイテク生産急減と報じられたことや日本の工作機械の内需が23カ月ぶりに前年割れとなったことが警戒されている。
任天堂(7974)やソニー(6758)が売られ、新興国不安からスズキ(7269)や伊藤忠商事(8001)も安い。その他、JR東日本(9020)や三井不動産(8801)など内需株も下落している。
EUがイラン産原油の輸入を計画しているとの報道で、原油需給が緩むという見方からNY原油先物が下落したため、JXTG(5020)を始めとした石油株が安い。
ベクトル(6058)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き下げたため下落している。
一方、東京エレクトロン(8035)は反発し、日本電産(6594)と東海カーボン(5301)が買われ、三井住友FG(8316)など銀行株が上昇している。
業種別下落率上位は石油、陸運、ゴム、非鉄、サービスで、上昇率上位は銀行、水産農林、証券、金属、電機。