TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] リスク回避姿勢で3日続落 ファーストリテイングが安い
速報・市況速報・市況2019年1月24日

☆[概況/前引け] リスク回避姿勢で3日続落 ファーストリテイングが安い

前引けの日経平均は20,506.81円の86.91円安、TOPIXは1,547.10ポイントの0.07ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,248、値下がり銘柄数は765。出来高は5億7,221万株、売買代金は9,105億円。
ハセット米大統領経済諮問委員会委員長が「政府機関閉鎖が3月末まで続いた場合、1~3月期の米経済成長率はゼロになる」と述べたことで昨日のNYダウは失速したが、本日の日経平均はリスク回避姿勢から3日続落となっている。一時前日比プラスとなった場面もあったが、ファーストリテイング(9983)が売られたため、再びさえない動きとなった。
リクルート(6098)は凸版印刷が保有株の一部を売却したが、今後も持ち合い解消の動きがあるのではないかと懸念され下落した。
EUがイラン産原油の輸入を計画との報道で、原油需給緩和の見方からJXTG(5020)などの石油株が売られた。
丸和運輸機関(9090)など陸運株も安い。
一方、東京エレクトロン(8035)を始めとした半導体製造装置株は高い。野村証券が秋には半導体製造装置が回復局面入りという見通しを発表したことが注目された。
IBMの好決算を受けて富士通(6702)が買われ、日本電産(6594)は自社株買いの発表が好感された。
クボテック(7709)は日証金が17日後場から貸借取引申し込み停止措置を実施し、新規売りができなくなった影響で、3日連続ストップ高となっている。
業種別下落率上位は陸運、非鉄、石油、サービス、食品で、上昇率上位は金属、証券、銀行、空運、化学。

関連記事