前引けの日経平均は20,783.67円の209.04円高、TOPIXは1,567.09ポイントの14.49ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,671、値下がり銘柄数は372。出来高は6億6,610万株、売買代金は1兆169億円。
米国で半導体メーカーのザイリンクスとテラダインの決算がアナリスト予想を上回ったため半導体株が買われ、24日の半導体株(SOX)指数は5.7％上昇した。
これを受け、25日の東京株式市場では半導体関連株が続伸となり、シリコンウエハーのSUMCO(3436)が賑わい、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)も続伸となった。
その他、電子部品の村田製作所(6981)や太陽誘電(6976)も値を飛ばし、安川電機(6506)も高い。
日本通信(9424)はフィンテック実証実験結果が材料視され物色された。
旭化成(3407)は自社株買いの観測報道が好感された。
カブドットコム証券(8703)はKDDIが出資検討で大幅続伸となっている。
一方、中外製薬(4519)やアステラス製薬(4503)が売られ、任天堂(7974)とソフトバンク(9434)が小幅安で、野村総研(4307)や伊藤忠テクノ(4739)といった情報サービスの一角がさえない。
業種別上昇率上位は機械、石油、金属、電機、紙パルプで、下落は医薬品。