前引けの日経平均は20,708.22円の65.34円安、TOPIXは1,561.05ポイントの5.05ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は717、値下がり銘柄数は1,303。出来高は5億4,200万株、売買代金は9,093億円。
米国でFRBが保有資産縮小の早期終了を議論しているとの報道を受けて、ドル安円高となったため、週明けの東京株式市場は小反落となった。
任天堂(7974)が売られ、ソフトバンクグループ(9984)や日本電産(6594)、東海カーボン(5301)、スズキ(7269)などが安い。
その他、東京電力(9501)が下落し、東京製鉄(5423)などの鉄鋼株も軟調。
イーブック(3658)は新サービスの顧客獲得で広告宣伝費を増やすため、第4四半期が営業赤字となることから急落した。
一方、武田薬品(4502)とSUMCO(3436)、キーエンス(6861)は堅調で、エムスリー(2413)が決算発表で買われた。インバウンド関連のコーセー(4922)も高い。
アジアパイル(5288)は通期の業績予想と配当予想を上方修正したことで大幅高となった。
業種別下落率上位はその他製品、電力ガス、鉄鋼、紙パルプ、保険で、上昇は電機、小売、サービス、化学、ゴム。