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速報・市況速報・市況2019年1月29日

☆[概況/前引け] 中国の景気減速を警戒し続落

前引けの日経平均は20,448.47円の200.53円安、TOPIXは1,544.14ポイントの11.37ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は603、値下がり銘柄数は1,440。出来高は5億3,633万株、売買代金は8,960億円。
米国のキャタピラーとエヌビディアの株価急落は中国の需要減速によりもたらされたため、日本企業に対する悪影響も心配され、東京株式市場は続落となった。
米画像処理半導体のエヌビディアが売上高予想を下方終始したため、シリコンウエハのSUMCO(3436)や半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)SCREEN(7735)アドバンテスト(6857)が揃って売られた。
その他、キャタピラーの決算がアナリスト予想を下回ったため、コマツ(6301)も下落し、ファナック(6954)安川電機(6506)など中国関連も安い。
村田製作所(6981)TDK(6762)太陽誘電(6976)は、中国景気の減速を考慮した野村証券が目標株価を引き下げたため下落した。
相場調整を受けて、大和証券(8601)など証券株も安い。
一方、東京電力(9501)など電力ガス株が反発し、アサヒグループ(2502)など食品株も上昇した。幸楽苑HD(7554)やデジタルアーツ(2326)が大幅高。
業種別下落率上位は機械、電機、石油、証券、鉱業で、上昇は電力ガス、水産農林、陸運、食品、紙パルプ。

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