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速報・市況速報・市況2019年1月30日

☆[概況/大引け] サンバイオショックで下落

大引けの日経平均は20,556.54円の108.10円安、TOPIXは1,550.76ポイントの6.33ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は1,730。出来高は14億3,896万株、売買代金は2兆4,801億円。
東証マザーズに上場しているサンバイオ(4592)が脳梗塞治療の臨床試験で主要評価項目を満たさず、ストップ安となり、他の新興市場のバイオ関連も軒並み急落したため、個人投資家心理が悪化すると警戒され、日経平均は反落した。
サンバイオ関連の大日本住友製薬(4506)がストップ安となり、個人投資家の保有が多いソフトバンク(9434)も売られた。その他、東京電力(9501)大和証券(8601)オリックス(8591)も安い。
一方、信越化学(4063)は好決算で買われ、米アップルが時間外取引で上昇したことが安心され、村田製作所(6981)も高い。
アサヒグループ(2502)は傘下のアサヒ飲料が5月に「十六茶」などを値上げすると発表したため採算改善が期待された。
オービック(4684)は増配が好感され、クラウド拡大で収益性・業績安定性の改善が進むと評価した野村証券が目標株価を引き上げたことも追い風となった。
栄研化学(4549)は9カ月で年間の営業利益予想を超過し、急騰した。
業種別下落率上位は証券、電力ガス、ノンバンク、繊維、倉庫運輸で、上昇は石油、鉄鋼、化学、卸売。

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