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速報・市況速報・市況2019年2月19日

☆[概況/大引け] 薄商いでもみ合い 出遅れ株物色で石油や陸運上昇

大引けの日経平均は21,302.65円の20.80円高、TOPIXは1,606.52ポイントの4.56ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,049、値下がり銘柄数は976。出来高は10億6,605万株、売買代金は1兆8,570億円。
前日の米国がプレジデンツ・デーの祝日だった影響で、東京株式市場は薄商いで、もみ合いとなった。
黒田日銀総裁が「必要なら追加緩和を検討する」と発言したが、追加緩和の効果が疑わしいため、株価の反応は鈍かった。
出遅れ株物色で、出光興産(5019)などの石油株や日本通運(9062)などの陸運株が買われた。東急電鉄(9005)は「渋谷ストリーム」や「渋谷スクランブルスクエア」の収益寄与を見込み、岡三証券が投資判断を引き上げたことに刺激を受けた。
その他、旭化成(3407)イオン(8267)が高く、レオパレス21(8848)が反発した。
一方、ソフトバンクグループ(9984)はムバダラファンドへの半額出資を不安視するロイターのコラムで売られた。
デサント(8114)は伊藤忠が和解案提示と報じられ、TOB価格の上昇圧力後退観測で下落した。
安川電機(6507)日本電産(6594)も安い。
業種別上昇率上位は鉱業、石油、陸運、電力ガス、空運で、下落率上位は繊維、ゴム、鉄鋼、その他製品、金属。

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