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速報・市況速報・市況2019年3月1日

☆[概況/前引け] 高値圏で推移。円安と来週のSQ混乱回避の見方が寄与

前引けの日経平均は21,574.51円の189.35円高、TOPIXは1,613.87ポイントの6.21ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,216、値下がり銘柄数は803。出来高は5億5,788万株、売買代金は9,685億円。
米国の10~12月期GDPが市場予想を上回ったことでドル高円安となり、日経平均は反発した。その他、パイオニアの第3者割当増資が3月1日から8日に延期されたため、日経平均の銘柄入れ替えの発表も3月8日に、入替実施は3月15日に先送りされるという観測から、8日寄り付きのSQ算出時の混乱が回避されるという見方も好感された。
ソフトバンクグループ(9984)ファーストリテイリング(9983)が買われ、ZOZO(3092)が売買代金上位で反発。アンリツ(6754)は5G RFコンフォーマンステストでスプリアス試験のGCF認証を取得したことが材料視され高い。
レオパレス21(8848)は改修工事回避を検討で、国も耐火や防火試験の結果などを踏まえ、申請内容に問題がなければ認定を出すと報じられたことから反発した。
日本水産(1332)はSMBC日興証券による目標株価引き上げで続伸となり、大日本住友製薬(4506)などの医薬品株が高い。
半面、海運と鉄鋼が売られ、昭和電工(4004)ソフトバンク(9434)が安く、住友化学(4005)は業績下方修正で下落した。
業種別上昇率上位は水産農林、医薬品、精密、証券、電機で、下落率上位は海運、鉄鋼、非鉄、空運、電力ガス。

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