大引けの日経平均は21,726.28円の95.76円安、TOPIXは1,619.23ポイントの8.36ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は663、値下がり銘柄数は1,382。出来高は11億642万株、売買代金は2兆252億円。
米国株安と中国の経済成長率目標の引き下げを受けて、東京株式市場は反落した。
ソフトバンクグループ(9984)や武田薬品(4502)が売られ、東京エレクトロン(8035)と太陽誘電(6976)も安い。
その他、日産自動車(7201)やいすず自動車(7202)が下落し、OSG(6136)などの機械株や淀川製鋼(5451)や大平洋金属(5541)といった鉄鋼株も軟調だった。
レオパレス21(8848)は、石井国土交通相が建築基準法違反が確認された全棟の改修を夏までに終えるよう指示したため、会社計画に対して前倒しとなることから、負担増大が警戒され安い。
半面、2月の気温が平年よりも高く、春物商品が売れたため、ファーストリテイリング(9983)とアダストリア(2685)は月次売上高が改善したことで買われた。
5G関連の双信電機(6938)は2日連続ストップ高となった。
長期金利が0％となり、1月30日以来、23日振りにマイナス金利を脱したことが作用して、清水銀行(8364)やトモニHD(8600)など地銀株が上昇した。
業種別下落率上位はゴム、輸送用機器、鉄鋼、金属、機械で、上昇は銀行と水産農林。