前引けの日経平均は21,583.63円の16.78円高、TOPIXは1,613.40ポイントの3.17ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,250、値下がり銘柄数は774。出来高は5億3,455万株、売買代金は9,598億円。
今晩の米国FOMCの結果待ちで東京株式市場は様子見姿勢となり、もみ合いとなった。
キーエンス(6861)や村田製作所(6981)が買われ、三井物産(8031)や伊藤忠(8001)が高い。
北越コーポ(3865)などの紙パルプや、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が5G関連として格上げした三井金属(5706)が上昇した。
会計ソフトのPCA(9629)は4日続伸となっている。
他方、米国のグーグルがクラウド技術を活用したゲーム配信サービスを年内に北米や欧州で始めると発表したため、ユーザーを奪われるという懸念から任天堂(7974)とソニー(6758)が売られた。
インド子会社の減産でスズキ(7269)は3日続落となり、JR九州(9142)は中期経営計画の営業利益目標が低いことが失望され安い。
その他、野村HD(8604)など証券株が下落し、鎌倉新書(6184)は続落となった。
業種別上昇率上位は紙パルプ、非鉄、卸売、金属、輸送用機器で、下落率上位は証券、その他製品、小売、精密、ノンバンク。