日経平均株価は下げ渋る展開が続いている。現時点では上昇トレンドの継続に変わりなく、こう着相場を抜け出し上ブレにつながるかが焦点となる。目先的には25日移動平均線から切り返せるかがポイント。RSI(9日)は50%水準を意識し、再び騰勢を強められるかが注目される。上値メドは、昨年10月17日安値から12月8日高値までの上げ幅を1月16日安値からの上昇とみたN計算値2万93円。3月23高値から4月1日安値までの下げ幅の倍返しで2万629円どころなどが考えられる。
一方、今後注意が必要なのは25日移動平均線の上昇が一段と緩やかになると、株価が同線を下回りやすくなる点だ。4月上旬に25日移動平均線を割り込んだ際は早期に上方に回復したが、今度下回ることになれば調整色が強まる可能性が高い。RSI(9日)も50%を下回り、沈静化に向かうだろう。その際の下値メドは1万8,300円どころとなる。
基調に変化が生じやすいのは、昨年4月11日安値から10月17日安値までの「129(基本数値)」の日柄を先に当てはめた4月27日前後が挙げられる。
[本紙4月21日付12面]
一方、今後注意が必要なのは25日移動平均線の上昇が一段と緩やかになると、株価が同線を下回りやすくなる点だ。4月上旬に25日移動平均線を割り込んだ際は早期に上方に回復したが、今度下回ることになれば調整色が強まる可能性が高い。RSI(9日)も50%を下回り、沈静化に向かうだろう。その際の下値メドは1万8,300円どころとなる。
基調に変化が生じやすいのは、昨年4月11日安値から10月17日安値までの「129(基本数値)」の日柄を先に当てはめた4月27日前後が挙げられる。
[本紙4月21日付12面]