TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 11月9日の外国為替相場では、ドル・円が急落。米国景気の先行き不透明感等を背景に、ロンドン時間以降は円キャリー取引を解消する動きが強まり、ドル・円は111円ちょうど付近まで大きく値を崩した。その後しばらくは下げ渋ったものの、大手米銀がサブプライム関連で評価損が発生したとの発表を受けて、さらに下げ幅を拡大。結局NY時間の引けには110円台半ば付近まで下落し、2006年5月以来の安値を付けて取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=110円46銭程度での推移となっている。