7月17日にディズニーランドに新しくお目見えしたアトラクション「スティッチ・エンカウンター」を早速体験してきました。約160名のゲストが、ディズニー人気キャラクター「スティッチ」とのコミュニケーションを楽しむ全員参加型シアタータイプのアトラクションです。

スクリーンの中にいるスティッチと会話をしたり、スティッチのピンチを会場一体となって助けたりするのですが、リアルタイムでのスムーズなスティッチとの双方向会話にビックリ。運が良ければスティッチに名前を呼んでもらえたりします。映画で観ていたスティッチとの会話は、まるでスティッチの世界に入り込んだようで大興奮。ストーリーは複数あり、会話の内容などもゲストの返答いかんで変わるので、行く度にさまざまな表情のスティッチに出会えます。かわいいスティッチと過ごす時間はあっという間、老若男女問わず楽しめそうなので、次回は家族で来たいな、と思いました。

昨年4月に発表した「2016中期経営計画」内で今後10年間にテーマパーク事業に対して5,000億円レベルの巨額投資を実行すると発表したオリエンタルランド(4661)。増える投資費用に充てるため、今年4月入場全券種で値上げを実施。今回の新規アトラクションのオープンや、エレクトリカルパレードのリニューアルなど、戦略の柱とする「テーマパーク価値の向上」を進めています。価格に見合う満足度を提供し、昨年記録した過去最高入場者数を更新することができるのか、注目しています。

【編集委員Zのコメント】
オリエンタルランド株式は8,000円台を割り込む局面では、積極的な押し目買いが入ってきています。現状では一段の上値追いに入るには材料不足ですが、西のライバル「ユニバーサルスタジオジャパン」の再上場も接近しているようで、そろそろ株価も刺激を受けそうです。

[本紙7月21日付1面]