TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 2月26日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間中盤にかけてドル・円は107円台後半から108円台前半の小幅なレンジ内での推移となったものの、ニューヨーク時間に入ってからは円買い・ドル売りが優勢の展開に。コーン米FRB副議長が講演で、インフレ懸念が高まっているものの信用市場の混乱や成長鈍化への脅威はそれよりも大きいと発言したことで追加利下げ観測が強まったことがドル売りの材料となった模様。ドル・円は107円20銭付近まで下落し、ほぼ安値引けの形で取引を終えた。一方、欧米金利差の拡大観測を背景にユーロ・ドルは約3カ月ぶりにユーロ導入来の最高値を更新。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=107円33銭程度での推移となっている。