TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 3月29日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米国の週間新規失業保険申請件数が市場予想ほどに減少しなかったことを嫌気したドル売りが先行し、一時は81円91銭まで下げ幅を拡大。経済協力開発機構(OECD)による欧州経済の悲観的見通しを受けて世界経済の減速懸念も根強く、リスク回避の円買いが優勢の展開に。ただし、米国株が取引時間終盤にかけて持ち直す動きとなったことに連れて反発し、82円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=82円30銭程度での推移となっている。