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IPO2015年10月20日

☆新規上場紹介 ロゼッタ(6182) 11月19日、東証マザーズ。翻訳・通訳業務の受託サービス

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ロゼッタ(6182)が11月19日、東証マザーズに新規上場する。

産業翻訳・通訳派遣を手掛ける同社。2000年に代表取締役の五石順一氏が翻訳・通訳業務の受託サービス提供会社を立ち上げ、翌年には企業向け語学研修を請け負う海外放送センターを子会社化。04年にはAI(人口知能)型機械翻訳MT(Machine Translation)の研究開発を目的にMT事業を立ち上げて、現在に至る。

主力は人間による産業翻訳および通訳派遣で売上高の5割超を占めるが、その一方で、独自開発システムを併用することで高品質・低価格・短納期サービスの提供を得意とする。

1,500社に販売済みの自動翻訳ソフトウエア「熟考Z」は、世界で初めてAIとインターネットを融合させた翻訳エンジン。単語そのものだけでなく、前後の文脈を判断することで、翻訳の精度を高めた。

「熟考Z」は「究極の辞書」との役割からも、関係者に重宝されている。辞書データには医薬・バイオ・化学・電気電子・機械・ITなど科学技術の専門用語を中心に、市販翻訳ソフトの2―5倍ものデータを収録。さらに、ユーザーの利用状況をデータとして蓄積し、その結果をフィードバック。例えば「power」という単純な単語でも、臨床試験では「検出力」、電気電子では「電力」が最も使われるとの事実を瞬時に提示することで、利用者の検索時間を大幅に削減した。

概 要
事業内容自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業
本社東京都中央区築地 3-5-4
代表者五石順一
設立1952年4月
上場前資本金8,500万円
発行済株式数(上場時)222万1,800株(上場時)
筆頭株主五石順一(上場前32.16%)
公募株式数347,900株
売出株式数0株(オーバアロットメント 52,100株)
初値
公開価格(11/11)
ブックビル仮条件(11/2)
ブックビル期間11月4日~10日まで
引受証券SMBC日興(主幹事)、みずほ、SBI、エース、岩井コスモ、いちよし、SMBCフレンド、マネックス、藍澤、水戸

業績推移
売上高経常利益1株利益配当
2014/21,327百万円104百万円41.93円10円
2015/21,402百万円131百万円53.16円10円
2016/2(予想)1,563百万円175百万円64.65円15円

[本紙10月21日付2面]

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