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ロゼッタ(6182)が11月19日、東証マザーズに新規上場する。
産業翻訳・通訳派遣を手掛ける同社。2000年に代表取締役の五石順一氏が翻訳・通訳業務の受託サービス提供会社を立ち上げ、翌年には企業向け語学研修を請け負う海外放送センターを子会社化。04年にはAI(人口知能)型機械翻訳MT(Machine Translation)の研究開発を目的にMT事業を立ち上げて、現在に至る。
主力は人間による産業翻訳および通訳派遣で売上高の5割超を占めるが、その一方で、独自開発システムを併用することで高品質・低価格・短納期サービスの提供を得意とする。
1,500社に販売済みの自動翻訳ソフトウエア「熟考Z」は、世界で初めてAIとインターネットを融合させた翻訳エンジン。単語そのものだけでなく、前後の文脈を判断することで、翻訳の精度を高めた。
「熟考Z」は「究極の辞書」との役割からも、関係者に重宝されている。辞書データには医薬・バイオ・化学・電気電子・機械・ITなど科学技術の専門用語を中心に、市販翻訳ソフトの2―5倍ものデータを収録。さらに、ユーザーの利用状況をデータとして蓄積し、その結果をフィードバック。例えば「power」という単純な単語でも、臨床試験では「検出力」、電気電子では「電力」が最も使われるとの事実を瞬時に提示することで、利用者の検索時間を大幅に削減した。
[本紙10月21日付2面]
ロゼッタ(6182)が11月19日、東証マザーズに新規上場する。
産業翻訳・通訳派遣を手掛ける同社。2000年に代表取締役の五石順一氏が翻訳・通訳業務の受託サービス提供会社を立ち上げ、翌年には企業向け語学研修を請け負う海外放送センターを子会社化。04年にはAI(人口知能)型機械翻訳MT(Machine Translation)の研究開発を目的にMT事業を立ち上げて、現在に至る。
主力は人間による産業翻訳および通訳派遣で売上高の5割超を占めるが、その一方で、独自開発システムを併用することで高品質・低価格・短納期サービスの提供を得意とする。
1,500社に販売済みの自動翻訳ソフトウエア「熟考Z」は、世界で初めてAIとインターネットを融合させた翻訳エンジン。単語そのものだけでなく、前後の文脈を判断することで、翻訳の精度を高めた。
「熟考Z」は「究極の辞書」との役割からも、関係者に重宝されている。辞書データには医薬・バイオ・化学・電気電子・機械・ITなど科学技術の専門用語を中心に、市販翻訳ソフトの2―5倍ものデータを収録。さらに、ユーザーの利用状況をデータとして蓄積し、その結果をフィードバック。例えば「power」という単純な単語でも、臨床試験では「検出力」、電気電子では「電力」が最も使われるとの事実を瞬時に提示することで、利用者の検索時間を大幅に削減した。
事業内容 | 自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業 |
---|---|
本社 | 東京都中央区築地 3-5-4 |
代表者 | 五石順一 |
設立 | 1952年4月 |
上場前資本金 | 8,500万円 |
発行済株式数(上場時) | 222万1,800株(上場時) |
筆頭株主 | 五石順一(上場前32.16%) |
公募株式数 | 347,900株 |
売出株式数 | 0株(オーバアロットメント 52,100株) |
初値 | |
公開価格 | (11/11) |
ブックビル仮条件 | (11/2) |
ブックビル期間 | 11月4日~10日まで |
引受証券 | SMBC日興(主幹事)、みずほ、SBI、エース、岩井コスモ、いちよし、SMBCフレンド、マネックス、藍澤、水戸 |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/2 | 1,327百万円 | 104百万円 | 41.93円 | 10円 |
2015/2 | 1,402百万円 | 131百万円 | 53.16円 | 10円 |
2016/2(予想) | 1,563百万円 | 175百万円 | 64.65円 | 15円 |
[本紙10月21日付2面]