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ベルシステム24ホールディングス(6183)が11月20日、東証に上場する。
コールセンター業務の大手企業で、10年ぶりの再上場となる。2005年に投資会社の日興プリンシパルの完全子会社となり、上場廃止になった。09年には米投資会社ベインキャピタルの傘下に入り、経営改革を進めたが、ベインは14年10月に持ち分の49・9%を伊藤忠商事に譲渡した。
コールセンターが全国に25カ所あり、顧客は多岐にわたる。通信会社や宅配業者、保険、カード、家電メーカーなどから、消費者の問い合わせ電話に対応する業務を請け負っている。マスコミ各社から選挙の際に世論調査を受託し、投票所の出口調査も行う。官公庁も顧客で、総務省からマイナンバー(社会保障・税番号)の問い合わせに応じる業務も受託している。
伊藤忠の傘下に入り、伊藤忠テクノソリューションズも含めた3社で業務提携を結んだ。電話だけでなく、音声認識などIT技術を駆使した最先端のコールセンターの開発を目指し、人員配置とコストの最適化を図る。また、伊藤忠の海外ネットワークを活用し、東南アジアなどでコールセンター事業を展開していく計画だ。
[本紙10月23日付2面]
ベルシステム24ホールディングス(6183)が11月20日、東証に上場する。
コールセンター業務の大手企業で、10年ぶりの再上場となる。2005年に投資会社の日興プリンシパルの完全子会社となり、上場廃止になった。09年には米投資会社ベインキャピタルの傘下に入り、経営改革を進めたが、ベインは14年10月に持ち分の49・9%を伊藤忠商事に譲渡した。
コールセンターが全国に25カ所あり、顧客は多岐にわたる。通信会社や宅配業者、保険、カード、家電メーカーなどから、消費者の問い合わせ電話に対応する業務を請け負っている。マスコミ各社から選挙の際に世論調査を受託し、投票所の出口調査も行う。官公庁も顧客で、総務省からマイナンバー(社会保障・税番号)の問い合わせに応じる業務も受託している。
伊藤忠の傘下に入り、伊藤忠テクノソリューションズも含めた3社で業務提携を結んだ。電話だけでなく、音声認識などIT技術を駆使した最先端のコールセンターの開発を目指し、人員配置とコストの最適化を図る。また、伊藤忠の海外ネットワークを活用し、東南アジアなどでコールセンター事業を展開していく計画だ。
事業内容 | 電話などを利用したコールセンター業務、治験支援業務など |
---|---|
本社 | 東京都中央区晴海 1-8―11 |
代表者 | 小松健次 |
設立 | 2014年6月(実質上:1982年9月) |
上場前資本金 | 245億円 |
発行済株式数(上場時) | 7,310万2,900株(上場時) |
筆頭株主 | ベインキャピタル(上場前 49.00%) |
公募株式数 | 3,102,900株 |
売出株式数 | 29,400,000株(オーバアロットメント 4,875,400株) |
初値 | 1,478円(5.0%安) |
公開価格 | 1,555円(11/11) |
ブックビル仮条件 | 1,500~1,720円(11/4) |
ブックビル期間 | 11月5日~11月10日 |
引受証券 | SMBC日興、三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ、大和、マネックス、SBI、松井、岩井コスモ |
売上収益 | 営業利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/2 | 107,561百万円 | 16,599百万円 | -円 | -円 |
2015/2 | 112,071百万円 | 18,833百万円 | 359.93円 | -円 |
2016/2(予想) | 103,369百万円 | 9,232百万円 | 70.9円 | 18円 |
[本紙10月23日付2面]