ドル円はなお方向感が生じていない。23日の東京市場でドル円は111円65銭近辺まで下押した後買い戻されている。輸出勢のドル売りが主因とされているが、下値は限定的。
テクニカルでは、上は年初来高値112円1銭、ボリンジャーのアッパーバンド112円50銭水準。下は200日線や転換線111円50銭水準、雲上限111円25銭水準。チャートポイントの位置はほとんど変わっていない。上抜くのか、下抜くのか、112円前後でこう着が続くのか、次の強力な材料待ちといえる。(Ｔ)