TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 4月19日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。白川日銀総裁が米ニューヨークの講演で金融緩和を推進する姿勢を示したと伝わったことを受けて円売り・ドル買いが優勢の展開となり、欧州時間に入ってからは一時は81円74銭まで上げ幅を拡大。ただし、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことや、米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、米3月中古住宅販売件数が市場予想を下回るなど低調な経済指標が相次いだために、米国時間に入ってからは伸び悩み、81円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=81円63銭程度での推移となっている。