大引けの日経平均は19,771.19円の12.03円安、TOPIXは1,449.15ポイントの1.90ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,330、値下がり銘柄数は757。出来高は12億3,355万株、売買代金は2兆1,141億円。
5月6日以降も緊急事態宣言が継続するのではないかという見方で前場はじり安となったが、後場は中小型株が上昇した効果もあり、値を戻した。
花王は第2四半期の売上減少見通しで売られ、三菱ケミカルは業績予想と配当予想を下方修正したことで下落した。
第一三共は今期4割営業減益計画で安い。
一方、多くの電子部品メーカーが業績悪化に見舞われている中で、イビデン(4062)は次世代MPUパッケージの増産効果により、前期の94.2%営業増益に続き、今期も37.2%営業増益予想を提示したことが驚かれ急騰した。
塩野義製薬は新型コロナウイルス予防ワクチンの開発着手で買われ、みらかHDは傘下の富士レビオが抗原検査用キットの承認申請で大幅高となった。
NECネッツエスアイは5月末に1対3の株式分割を実施すると発表し年初来高値を更新した。
業種別下落率上位は鉄鋼、鉱業、化学、非鉄、その他製品で、上昇率上位はゴム、空運、サービス、電機、精密。