TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米ギリアドの新型コロナウイルス治療薬が臨床試験で好結果を出し、日経平均は寄り付きから2万円回復。証券、鉄鋼、不動産が高い
速報・市況2020年4月30日

☆[概況/大引け] 米ギリアドの新型コロナウイルス治療薬が臨床試験で好結果を出し、日経平均は寄り付きから2万円回復。証券、鉄鋼、不動産が高い

大引けの日経平均は20,193.69円の422.50円高、TOPIXは1,464.03ポイントの14.88ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,490、値下がり銘柄数は630。出来高は17億1,766万株、売買代金は3兆584億円。
米ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス治療薬の「レムデシビル」が臨床試験で好結果を出したことで、日経平均は寄り付きから2万円を回復した。
ファーストリテイリングやソニー、東京エレクトロンが買われ、証券株も物色され、鉄鋼株や非鉄株といった景気敏感セクターやこれまでの下落率の大きかった三井不動産など不動産株も切り返した。
レーザーテックは通期の受注計画を上方修正したことで一時ストップ高となり、技術者派遣のテクノプロ(6028)は通期業績予想を維持し、90%の稼働率を維持できる見通しを示したため、ストップ高となった。
半面、任天堂は3日続落となり、NTTドコモなど通信株も売られ、オリエンタルランドは減益決算と緊急事態宣言の延長見通しで下落した。
山崎パンは野村証券が投資判断を「Neutral」→「Reduce」に引き下げたことで大幅安となった。
業種別上昇率上位は鉱業、証券、鉄鋼、不動産、非鉄で、下落率上位は電力ガス、その他製品、空運、情報通信、食品。

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