大引けの日経平均は19,619.35円の574.34円安、TOPIXは1,431.26ポイントの32.77ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は1,807。出来高は13億6,465万株、売買代金は2兆2,980億円。
日本の5連休中に米国株の取引は4営業日あるため、下駄を預けるリスクが高いことから連休前にヘッジ売りが出て日経平均は大幅反落となった。
東京エレクトロンは今期の業績見通しを公表しなかったことで売られた。
三菱UFJFGは業績予想を下方修正したことで下落し、商船三井は今期経常赤字予想で大幅安となった。
ホンダや日産などの自動車株も軟調で、M&A仲介のストライクやM&Aキャピタルの下げも目立った。
一方、タカラバイオは新型コロナウイルス感染の有無を約1時間で判定できる新しい試薬を開発したことで反発し、アイロムグループは子会社で新型コロナウイルス向けのワクチンの研究開発を推進しているためストップ高となった。
フューチャー(4722)は、アンジェスや大阪大学が行っている新型コロナウイルスワクチンの共同開発に参画し、AIにより抗原配列の最適かつ設計に貢献し、開発スピードを向上させると発表したことで買われた。加えて、「バーチャル株主総会運営支援サービス」の提供も発表している。
日本ガスは今期の配当予想を30円増配の100円と発表し大幅高となった。
業種別下落率上位は海運、保険、鉄鋼、非鉄、輸送用機器で、上昇業種はなし。