TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 34県が14日に解除される見通しで、空運や旅行、外食、フィットネスクラブが大幅高。20,500円では上値抑制
速報・市況2020年5月11日

☆[概況/大引け] 34県が14日に解除される見通しで、空運や旅行、外食、フィットネスクラブが大幅高。20,500円では上値抑制

大引けの日経平均は20,390.66円の211.57円高、TOPIXは1,480.62ポイントの22.34ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,728、値下がり銘柄数は398。出来高は13億1,355万株、売買代金は2兆2,098億円。
政府が緊急事態宣言について、「特定警戒都道府県」以外の34県を14日に一括して解除することを検討しており、西村経済再生担当相が「13の特定警戒都道府県も新規感染者の数などが著しく改善している都道府県は、同様に解除が視野に入ってくる」と述べたことが歓迎された。
ただし、経済活動再開後の景気回復力の弱さや業績の大幅悪化や減配、感染第2波への恐れなどが警戒されているため、日経平均は20,500円の水準では上値が重たかった。
それでも経済活動や営業再開への期待で日本航空や旅行会社のHISや串カツ田中、フィットネスクラブのカーブスが大幅高となり、再開した飲食店は客を呼び戻そうとして販促に注力するので、受注増が期待されたぐるなび(2440)は一時ストップ高となった。
半面、新型コロナウイルスワクチン関連のアイロムグループやテレワーク関連のブイキューブは売られ、巣ごもり関連の任天堂も下落した。
業種別上昇率上位は空運、海運、鉄鋼、非鉄、繊維で、下落は証券、医薬品、精密、情報通信、その他製品。

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